オステオスペルマムを寄せ植えの浅鉢に植えて失敗した話 根詰まりと水管理を勘違いして花も蕾もダメにした体験
2026-02-10
「まあいけるだろ」と思っていた。オステオスペルマムを買ったとき、寄せ植え用の浅いボウル鉢が空いていて、深さもあまり気にせず植え込んだ。花苗売り場では元気そうだったし、ノースポールも同じような鉢でうまくいった記憶があったからだ。結果から言うと、この判断はかなり甘かった。今思い返すと、その時点ですでに嫌な予感は少しあった。
植え付けたのは秋口。場所は南向きベランダで、日当たりは悪くない。最初の数週間は特に問題もなく、蕾も上がってきて「やっぱり大丈夫だったな」と安心していた。ところが、水やりのタイミングが徐々に難しくなってきた。表土は乾いているのに、指を入れると中は湿っぽい。浅鉢だから乾くのも早いと思って、つい水を足してしまった。
ある日、葉が急に元気をなくし、蕾も茶色くなり始めた。「え?昨日まで普通だったのに…」と焦った。根を大きく崩した覚えはないし、植え替え直後でもない。それでも花は下を向き、葉先が枯れ込んでいく。「水が足りない?いや、逆か?」と判断が揺れ続けた。根腐れという言葉が頭をよぎり、急に手を出すのが怖くなった。
結局、鉢から抜いて確認した。案の定、底の方は根がぎっしりで、土は重く湿っていた。白い根もあったが、茶色くなった部分も多い。「やってしまったな…」とその場でため息が出た。浅鉢で根域が確保できず、水が抜けにくい状態を自分で作っていたのだ。
後から考えれば、オステオスペルマムを見た目だけで判断していた。コンパクトな株姿でも、根の張りは想像以上に強い。寄せ植え向きと思い込んでいたのは、完全にこちらの勘違いだった。当時は花が咲いているかどうかばかり見て、鉢の深さや排水性を軽く考えていた。今なら「最初から一回り深い鉢にしておけば」と素直に思う。
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