梅の黒い斑点は病気?黒星病と勘違いしやすい実のトラブル対処法
2026-01-09
毎年収穫する梅の実に黒い点々が大量に出て、見た目が悪くなる。虫に吸われた跡かと思っていたら、実は病気だったというケースは少なくない。収穫量自体はあるのに、きれいな実がほとんど残らず、梅干しや梅酒に使う気が失せてしまう人もいる。
この症状の正体として多いのが黒星病。梅では比較的よく見られる病気で、特に雨が多い年や、枝が混み合って風通しが悪いと発生しやすい。カメムシの被害と混同されやすいが、黒星病は果皮に小さな黒斑が広がるのが特徴。放置すると見た目が悪くなり、市販向けには使いづらくなる。
対処の基本は予防。幼果の時期に、木の内側までしっかり薬剤がかかるよう散布することが重要になる。ベンレートなどの登録薬剤は、適期に使えば効果が期待できる。無農薬にこだわる場合は、米ぬか散布などの方法もあるが、効果は限定的で完全防除は難しい。
なお、黒星病の実は食べられないわけではない。自家消費なら気にしないという考え方もあるし、加工用なら問題ない場合も多い。見た目を取るか手間を減らすか、目的に合わせた割り切りも必要になる。
梅の記事をまとめて見るタグ