青バラ『ポルトブルー』を買わなきゃよかったと思った理由 横張り樹形と雨で倒れる失敗談
2026-01-27
「残念すぎる」という言葉が、あの時は本音だった。ポルトブルーを迎えたのは春、新苗で、期待しかなかった。青みのある花色と耐病性の評判を信じて地植えにした。でも数か月後、思っていた姿とは全然違う方向に伸び始めた枝を見て、嫌な予感がした。
うちの庭は関西寄りの温暖地で、梅雨は雨が多い。ポルトブルーはベーサルが出ず、根元一本のまま、横にビョーンと枝を伸ばす樹形になった。高さを出したくて夏剪定を浅くした結果、枝は増えたけど内芽ばかり。強い雨が降るたびに枝が倒れ、そのたびに支柱を立て直す羽目になった。
正直、イライラしていた。「なんでこんな育ち方するの?」「買う前にもっと調べればよかった」。花数は多いのに、雨で重くなって首を垂れる姿を見ると、嬉しさより疲れが勝った。朝の薄暗い時間に見た青みは確かにきれいだったけど、その一瞬のために管理が大変すぎた。
原因ははっきりしている。自分が「木立で上に伸びる」と勝手に思い込んでいたことだ。ポルトブルーは元々低めで横張り気味。その性質を理解せずに、高さを求めて剪定を誤った。浅く切ればベーサルが出ない可能性がある、そんな基本的なことを後から知った。
今なら、鉢植えで軒下管理という選択もあったと思う。地植え一択にしたのは完全に早計だった。耐病性が高い=放っておいても楽、ではない。ポルトブルーは向き不向きがはっきり分かれる品種だった。それを身をもって知った一年だった。
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