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真夏のベランダで水やりを1日サボっただけで葉がチリチリに…遮光50%では足りなかった失敗談

2026-01-27

7月下旬、朝7時の時点ですでにベランダの床がじんわり熱を持っていて、体感的には真昼みたいだった。東南向きのベランダで、遮光ネットは50%。これまではそれで何とかなっていたから、その日も特に疑わず出勤前に水やりをした。翌日は在宅じゃなく、帰りも遅くなってしまい、水やりを1日だけ飛ばした。たったそれだけだったのに、翌朝ベランダに出た瞬間、嫌な予感がした。葉がチリチリに縮れて、触ると紙みたいに乾いていた。鉢の表面は白っぽく乾き、土からむっとした熱気と埃っぽい匂いが立ち上っていた。

正直、その時はもう終わったと思った。ああ、やってしまったな、という独り言が勝手に出た。慌てて水を与えたけど、これは助からないかもしれない、と頭の中で何度も繰り返していた。遮光しているから大丈夫、という思い込みが強かったのだと思う。50%もあれば十分だろうと、どこかで決めつけていた。

葉が焼けていく様子を見ながら、胸の奥がじわっと重くなった。忙しいから仕方ない、と自分に言い訳したかったけど、植物には関係ない話だ。朝の時点で水をやっておけばいい、という感覚が完全にズレていた。1日サボっただけで、ここまで追い込んでしまったことに、申し訳なさと焦りが混じった気持ちになった。

振り返ると、この失敗は暑さへの認識が甘かったから起きた。遮光率や向き、風の有無を全部まとめて考えず、「去年は平気だった」という記憶だけで判断していた。朝7時で45度近い感覚になる環境なのに、50%遮光で足りるわけがなかった。当時は、ここまで異常な暑さが続くとは思っていなかったし、まだ7月だという油断もあった。

今思えば、遮光を強めるか、鉢の配置を変えるか、水やりを2回に分けるか、選択肢はいくつもあった。どれも大がかりではないのに、見直さなかった。完全に枯れたと思った鉢が、数日後にわずかに持ち直したのを見て、胸をなで下ろしたけど、同時に怖くなった。次は本当に取り返しがつかないかもしれない。そう思って、毎朝ベランダに出るたび、葉の表情を確認するようになった。



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