ミニバラをクリスマスに買って室内管理したら弱った話|温室イメージを信じた冬の勘違い体験
12月中旬、ホームセンターでクリスマス用に並んでいたミニバラを衝動買いした。店員さんに「暖かい室内で管理してください」と言われ、バラ=温室というイメージもあって、迷わずリビングの窓辺に置いた。エアコンは常に20度前後、日中はガラス越しに日も当たるし、寒風に当てるより絶対いいと思っていた。最初の数日はつぼみも色づいて、ほのかに甘い匂いもして、成功した気分だった。でも年末が近づくにつれて葉の色が冴えなくなり、触るとぺたっとした感触になった。土は乾きやすく、水やりのたびに部屋の暖気と混ざった湿った匂いが気になった。
このときの自分の中では「寒さに当てない=正解」だった。冬に外に出すなんてかわいそうだし、室内なら安定して育つと思い込んでいた。バラが休むという発想がなく、とにかく生きて動いていればいい、そんな感覚だった。
実際は毎日様子を見るたびに不安が増えていた。葉が落ちるたびに胸がざわざわして、夜にエアコンの風が当たっていないか何度も位置を変えた。窓辺に置くと夜は冷える気がして、昼は明るいけど夜は暗い。その落差が怖くて落ち着かなかった。せっかく買ったのに、私が弱らせているんじゃないかという後悔がじわじわ来た。
今思えば、室温で生育が止まらない状態なのに、日照は冬レベルのままというアンバランスさに当時は気づけなかった。外なら寒さで動きが止まるのに、室内では中途半端に動き続けて、光も風も足りなかった。ガラス越しの光で足りていると信じて疑わなかったのも大きい。
振り返ると、買った直後の勢いで判断せず、今の時期にどういう状態で過ごす植物なのか一度立ち止まって考えるべきだった。室内か屋外かの二択ではなく、寒さ・光・風の組み合わせを見る視点が欠けていたと思う。かわいそうと思う気持ちだけで置き場所を決めたのが、一番のミスだった。
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