冬の屋外バナナ鉢植えで水やりが怖くなり根腐れを疑い続けた不安な日々
2026-01-30
初めてバナナを屋外鉢植えで冬越しさせた年、45Lポットの水やりが本当に分からなかった。表土には藁やチップを厚めにマルチングしてあり、見た目では乾いているのか湿っているのか判断できない。関東の冬で、最低気温は氷点下近くまで下がる日もある。割り箸を土に刺して確認すると、1週間経ってもまだ少し湿っていた。
「この状態で水を足したら腐るんじゃないか」と思う一方で、完全に乾かしてしまってもダメなのではと迷った。日曜に水をやって、次の週末までずっと鉢を覗き込み、触って、匂いを嗅いで、不安になる。その繰り返しだった。
正直、冬の間ずっと落ち着かなかった。水をやらない選択をした日は、夜中に冷え込みの予報を見るたびに後悔したし、逆に少し与えた日は、根腐れという言葉が頭から離れなかった。冷たい空気の中で鉢に顔を近づけると、湿った土の匂いがして、余計に判断が鈍った。
なぜここまで迷ったのかというと、成長が止まっている状態の感覚が分からなかったからだと思う。夏の水やり感覚が抜けず、葉がない、動きがない=状態が見えないことが不安を増幅させた。当時は「正解の頻度」を探してしまっていた。
今振り返ると、数値や回数よりも、土の状態と気温の流れを見る意識が必要だったと思う。とはいえ、そのときは経験がなく、ただ不安だけが先に立っていた。あの冬は、ほとんど水よりも心配ばかり与えていた気がする。
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