発酵熱に期待しすぎた結果…藁と籾殻で根腐れしたバナナ越冬の失敗記録
2026-01-30
「発酵熱ならいけるかもしれない」。そう思って、株元に藁と籾殻を40cmほど積んだ。さらに麻袋をかぶせて、雨も防げるつもりだった。触ると中はほんのり温かく、「これは成功かも」と期待していた。
でも春先、麻袋を外した瞬間、嫌な匂いがした。蒸れた土と腐敗した植物の匂い。掘ってみると、根は黒く、指で触ると崩れる。「あ…終わった」。声に出した瞬間、寒さとは違う冷たさを感じた。
水やりはほとんどしていなかった。でも雨水が麻袋を通して入り、湿った状態が続いていたらしい。発酵熱は出ていたはずなのに、同時に過湿になっていた。熱と水分、両方が根に負担をかけていたんだと思う。
正直、甘く見ていた。「藁と籾殻=自然で安全」というイメージだけで判断していた。実際には、湿度管理ができていなかった。触るとヌルッとした根の感触は、今でも忘れられない。
後から思えば、発酵熱を使うなら水分の逃げ道をもっと考えるべきだった。結果的に、地上部よりも根を先にダメにしてしまった。この失敗で、「温めればいい」という単純な考えは危険だと身に染みた。
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