復活したと思ったバナナが実は別株だったと気づいたときの話
2026-01-30
夏の終わり、去年一度枯れたはずのバナナが再び大きくなっているのを見て、正直うれしかった。地植えしていたドワーフナムワで、葉先は2m近くまで伸び、株元も芋みたいに膨らんでいた。写真を撮って眺めながら、「復活したんだ」と思い込んでいた。
でも、よく見ると違和感があった。幹の位置が微妙にズレている。触ると、元の株の上に何かが乗っているような感触だった。その時初めて、これは親株じゃなく子株なんじゃないかと疑い始めた。
気づいた瞬間、喜びがすっと引いた。越冬に失敗していた現実を突きつけられた感じだった。あれだけ気を使ったのに、結局親株は守れなかったんだ、と悔しさが残った。
当時は「一度復活したなら大丈夫」という都合のいい解釈をしていた。枯れた株はリセットされる、という話を軽く聞き流していたのも事実だ。
今振り返ると、株元の構造をちゃんと観察すべきだった。表面の成長だけを見て安心していた自分がいた。復活したと思い込むのは簡単だけど、現実はそんなに甘くなかった、という独り言が残っている。
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