アガベの花粉が用意できずトラブルになった失敗談|安易に株預かりを引き受けて後悔
2026-02-01
トラブルが起きたのは初夏前、気温が安定し始めた頃だった。アガベの交配を頼まれて、軽い気持ちで株を預かった。花粉は「そのうちなんとかなる」と思っていた。置き場は屋内LED管理で、株自体は元気だったが、肝心の準備が甘かった。
時間が経つにつれて焦り始めた。花芽は伸びるのに花粉がない。自分で確保できず、知り合いに「花粉余ってない?」と聞き回ることになった。返事が来ないたびに胃が重くなった。頼まれごとなのに、どんどん立場が悪くなる感覚があった。
正直、情けなかった。「なんで引き受けたんだろ」「準備もできないのに」。相手の期待を感じるほどプレッシャーが増えた。DMを見るのが怖くなり、通知音にビクッとする自分がいた。株を見るたびに罪悪感が湧いた。
原因は完全に見通しの甘さだった。花粉は自然に手に入るものじゃないし、事前に準備しておくのが前提だった。当時は交配そのものより“頼られた”ことに舞い上がっていたと思う。冷静に断る選択肢を考えられなかった。
今ならはっきり言える。花粉を自前で用意できないなら株は預からない。準備できないのに引き受けるのは相手にも失礼だった。あの経験以降、安請け合いはしなくなった。苦いけど必要な失敗だった。
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