カイガラムシを見逃し続けた鉢植えノウゼンカズラの失敗体験
2026-02-06
鉢の縁をぐるぐる回る小さな点を見たとき、最初はゴミだと思った。「動いてる?」と気づいた瞬間、嫌な予感がした。ノウゼンカズラの鉢だった。
毎年花は咲いていたが、今年は元気がない。6月中旬、晴れの日が続き、鉢植えの管理は順調だと思っていた。よく見ると、枝には地味な色の殻のようなものが貼り付いていた。カイガラムシだった。
正直、ショックだった。「こんなになるまで気づかないなんて」。幼虫が鉢の縁を延々と回っている光景は、気持ち悪さと焦りが混ざった感覚だった。触るとベタつく枝の感触も忘れられない。
食用ではないと割り切り、登録のある殺虫剤を使った。数日は変化がなく不安だったが、徐々に動きが止まり、新しい発生も減った。ただ、完全にきれいになるまで時間はかかった。
今思えば、色が地味で動かない成虫を「樹皮の一部」と思い込んでいたのが原因だ。花が咲いていたことで、異変に目を向けなかった。
見直すべきだったのは、定期的に枝を観察すること。花が咲く=健康、ではなかった。あのぐるぐる回る幼虫の光景は、見逃しの代償として強烈に残っている。
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