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雪国でタピアンが越冬できず全滅した話|雑草除け目的で植えたのに春にカラカラだった失敗体験

2026-02-09

正直に言うと、タピアンを植えたときは「これで雑草管理が楽になる」とかなり期待していた。結果から言えば、期待は完全に裏切られた。今も庭を見るたびに「ああ、やっぱり甘かったな」と思う。雪国であることを、どこかで軽く考えていたのが一番の原因だったと思う。

植えたのは前年の初夏。ホームセンターで見かけたタピアンは花付きも良く、地面を覆う力も強そうに見えた。秋までの間は確かに順調で、半径30センチくらいまで広がり、花もずっと咲いていた。気温が高い日でも葉は青く、正直「これは当たりだ」と思っていた。ところが冬。例年通り雪が積もり、庭は長期間雪の下になった。

春先、雪解けと同時に様子を見に行ったときのショックは今でも覚えている。「あれ?」という違和感から始まり、触ると葉はカサカサ、茎も完全に乾いていた。地表には既に別の雑草が芽吹いていて、タピアンだけが取り残されたように枯れていた。その瞬間、「やっぱ無理だったか…」と一気に力が抜けた。

最初は種で復活するんじゃないかと期待して、しばらく放置もした。でも何週間経っても動きはなく、むしろ雑草だけが元気になっていく。結局、雑草ごと撤去するしかなかった。あのときの虚しさはかなりきつかった。「雑草除けのはずなのに、逆に雑草を育てただけじゃないか」と思った。

今思えば、雪の重みや長期間の低温、湿った土壌という条件を甘く見ていた。店頭で元気に見えた姿と、実際の越冬環境はまったく別物だった。当時は「多年草=強い」と単純に考えていたけど、それは大きな勘違いだった。雪国では越冬性を最優先で考えるべきだったと、今ならはっきり言える。



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