旧枝咲きクレマチスを切れずに迷った夏|剪定しすぎが怖かった初心者の葛藤
2026-02-09
旧枝咲きのクレマチスを前に、ハサミを持ったまま固まった夏の日がある。「どこまで切っていいのか分からない」。それが正直な気持ちだった。
花後、枝先が間延びしてきたものの、切り戻しで来年の花芽を失うのが怖かった。7月、気温30度超えの日が続く中、葉と葉の間をちょんちょんと切るだけに留めた。肥料も水も与えたが、「もう咲かないだろうな」と半ば諦めていた。
剪定後、見た目はほとんど変わらず、これで意味があったのか分からなかった。「切らなさすぎた?」という不安と、「切りすぎなくてよかったのかも」という迷いが行ったり来たりした。
結果的に大きな変化はなく、その年の花は終わった。ただ、枯れ込むこともなく、秋に新しい芽の兆しが見えた時、少しホッとした。
当時は旧枝咲き=触ってはいけない、という極端な思い込みがあったと思う。ネットで断片的な情報を見て、怖さだけが膨らんでいた。
今振り返ると、もっと枝の状態を見て判断すればよかった。品種や株の年齢によって違うのに、一律に考えていたのが原因だ。
この経験で学んだのは、「切らない」も選択だが、「少し切る」も立派な管理だということ。迷いながらでも、植物を観察して決める。その積み重ねが、次につながるのだと思う。
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