パキラの剪定で切りすぎて迷走した話|モサモサが嫌で何度もハサミを入れた結果
2026-01-31
「もうこれ以上切りたくない」と思ったときには、すでに何度もハサミを入れていた。すっきりさせたかっただけなのに、気づけば方向性を見失っていた。
春先、葉が一気に増えてモサモサしてきたパキラを見て剪定を決意した。縦に伸びた枝が気になり、一本切り、また一本切った。切った直後は「まあ、こんなもんか」と思ったが、時間が経つほどバランスが気になってきた。葉がぐったり見える部分もあり、「切りすぎたかも」と不安が膨らんだ。
切るたびに「ここもかな」「やっぱりあっちも」と迷いが増えていった。写真を撮っては眺め、結局また切る。その繰り返しだった。パキラの姿よりも、自分の気持ちの揺れがそのまま出ているようで、少し情けなかった。
当時は、どういう姿にしたいのかを全く決めていなかった。ただ「モサモサが嫌」という感情だけで動いていた。剪定は調整ではなく、方向性が必要だという当たり前のことに気づいていなかった。
今思えば、一度手を止める勇気が必要だった。切る前に全体を見る、時間を置く。それができなかった。剪定後の不安な気持ちは、全部自分が招いたものだった。あのパキラを見るたびに、「迷ったままハサミを持つと、だいたいこうなる」と苦笑いしている。
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