マーガレットを夏前に切り戻したら全枯れした話|鉢植えでやりがちな強剪定の失敗体験
2026-02-10
「そろそろ切り戻したほうがいいのかな」と思ったのが、今でも悔やまれる。結果的に言えば、あの判断で鉢植えのマーガレットは全部ダメになった。地植えは放置していたのに、なぜかまた花をつけていた。ああ、完全に逆をやったんだな、と今では思う。
6月中旬、梅雨入り直前の蒸し暑い日だった。YouTubeで見た園芸チャンネルの動画を参考にして、勢いよく切り戻した。風も弱く、湿気が肌にまとわりつくような日で、切った直後から土の匂いがむっと上がってきた。鉢はベランダで、午前中は日が当たる環境。切った後は「これで夏越しできるはず」と根拠のない安心感があった。
ところが数日で異変が出た。葉がしおれ、触ると柔らかく力がない。「水が足りないのか」「いや、やりすぎか」と迷い、毎朝指で土を触っては悩んだ。焦りで判断がぶれ、「お願いだから持ち直してくれ」と何度も独り言を言った。結果は変わらず、茶色くなっていく株を前に、ただ後悔だけが残った。
慌てて半日陰に移し、水やりを控え、風通しを確保したが遅かった。茎元まで黒ずみ、回復の兆しはなかった。一方、地植えで放置していた株は、同じ時期に小さな花を咲かせていた。その差を見たとき、「やってしまった」という感情が一気に込み上げた。
今思えば、夏前の強剪定と鉢植えという条件が重なっていた。当時は『切り戻し=正解』と信じ込んでいて、株の体力や環境を考えられていなかった。動画の成功例だけを見て、自分の環境に当てはめてしまったのが原因だ。
振り返ると、切る前に一度立ち止まるべきだった。元気そうに見えても、蒸し暑さの中で株は消耗していたはずだ。あのとき「何もしない」という選択肢を考えられなかった。それが一番の反省点だった。
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