バラ苗を安さで選んで失敗…違法苗かもと不安になった話
2026-01-12
正直、値段に釣られた。バラ苗は高い、というイメージがあって、安く出ているのを見つけたとき、即決してしまった。品種名も有名だし、写真もそれっぽい。疑う余地はないと思っていた。
届いた苗は、箱を開けた瞬間、少し違和感があった。枝が細く、土の匂いも妙に軽い。葉の色もくすんでいて、触るとハダニっぽいざらつきがあった。それでも「植え替えれば大丈夫」と自分に言い聞かせた。
数日後、ネットでその苗の話題を見かけて、胸がざわついた。違法苗、無断増殖、そんな言葉が並んでいた。自分が買ったものがそうだったらどうしよう、と急に怖くなった。証拠はないのに、疑いだけが膨らんでいった。
なぜちゃんと調べなかったのか。今思えば、安さと手軽さに負けていた。信頼できる店、正規ルート、そういう言葉は知っていたのに、目をつぶってしまった。届いた苗を前にして、後悔が遅れてやってきた。
安い家電を衝動買いして、すぐ壊れたことを思い出した。結局、買い直して二重にお金がかかる。あの嫌な感じと同じだった。
その苗は結局、うまく育たなかった。病気も出て、処分することになった。土を片付けながら、情けなさと申し訳なさが混ざった気持ちになった。安く済ませたつもりが、一番高くついた失敗だった。
バラ苗の記事をまとめて見る
タグ