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ラナンキュラスの高額品種イカロスだと思って買ったら違った話

2026-01-19

春先、寂れた商店街の小さな花屋で、ラナンキュラスとだけ書かれた鉢を見つけた。色味がどう見てもイカロスのピンク系で、500円以下だったから思わず2株購入した。手に持った時の軽さと、土の乾いた感じが印象的だった。

家に帰ってからネットで画像を見比べたけど、どうも違う気がしてきた。濃い方はルージュルージュやプードルに似ている。どれが正しいのか分からなくなり、毎日スマホと鉢を見比べる日々だった。

結局、花が咲いても確信が持てなかった。葉の形や色、花弁の重なり方も微妙に違う。高額品種だと期待していた分、モヤモヤだけが残った。

当時は「見た目が似ていれば同じ」と思っていた。でもラナンキュラスは個体差が大きく、見分けはかなり難しいと後で知った。ラベルが無い株を安さだけで買うのは、ギャンブルだったんだと思う。

それでも、あの時のドキドキ感は確かにあった。宝物を見つけた気分だった。でも、結果は違った。花を見るたび、ちょっと複雑な気持ちになる。

名前に振り回されず、ただ育てることを楽しめばよかったのに。そんな単純なことを、今になって思い返している。



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