園芸の失敗談データベース
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ラナンキュラス ラックスの小苗1280円を冬に買ってしまい失敗した話

2026-01-19

正直、安さに釣られて買った自分が悪いんだと思う。でも、あの時はDCMで1280円のラックスを見た瞬間、これならいけるんじゃないかって思ってしまった。今は、あの小ささと水っぽい用土を思い出すたび、ちょっと胸がざわざわする。やっぱり、冬に無理して手を出すもんじゃなかったなって、そういう気持ちが残ってる。

12月下旬、最高気温が一桁の日が続いていた頃だった。近所のDCMにラックスが入荷していて、ペネロペやアポロンが税別1280円で並んでいた。芽はひとつで、株元は細く、ポットの中はほとんど土。しかも、表面がべっちょり濡れていて、触るとひんやり冷たい。外は朝には氷点下3℃くらいまで下がっていて、バケツの水も厚く凍るような時期だった。それでも、来年咲けばいいやと軽く考えて、そのまま買って帰った。

失敗だったのは、その状態のまま屋外管理にしたことだった。店頭では根は白くて傷んでいなかったし、入荷直後っぽかったから安心していた。でも、用土がとにかく水持ちが良すぎて、乾かない。昼間でも鉢の中がずっと冷たくて、夜には霜も降りる。気づいた時には、新芽の先が黒っぽくなっていて、なんだか力なくしおれていた。慌てて植え替えたけど、時すでに遅しで、結局春まで持たなかった。

今思えば、冬に出回る小苗は促成栽培じゃない分、まだ生育途中の株だったんだと思う。安い理由もそこだと分かっていれば、もう少し慎重になれたはずだ。ポットの下まで根が張っているロングポットを選ぶとか、そもそも寒波の時期は見送るとか、できたことはいくらでもあった。あの時は「安いから大丈夫だろう」と勝手に決めつけていたのが甘かった。

振り返ると、ラックスって育てやすいし、数年でワサワサに増えるからコスパはいい。でも、初年度の小苗は寒さに慣れていないから、管理の仕方ひとつで簡単にダメになるんだなって痛感した。無理に冬に買うより、2月中旬以降に出回る開花株を待つ方が結果的には安心だったなと思う。

新芽が枯れていくのを見た時の、あの嫌な感じ。触ると柔らかくなっていて、なんか変だなと気づいた瞬間、頭が真っ白になった。せっかく選んだペネロペだったのに、結局咲かせられなかったのが悔しい。安さに飛びついた自分を責める気持ちと、もっと様子を見ればよかったという後悔が、今も残っている。



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