桃の摘果を早くやりすぎた結果、核割れで落果したかもしれないと気づいた初心者の後悔
2026-01-27
良かれと思ってやった摘果が、まさか裏目に出ていたかもしれないなんて、その時は想像もしなかった。ピンポン玉大になる前に、上向きや横向きの実をどんどん落として、「これで下向きの優良果が太るぞ」と一人で満足していた。でも、夏前になると、育っていたはずの実が次々に落ち始めた。
地域は西日本寄りの平野部で、春は暖かく、4月には一気に開花する。自分は4月中にかなり思い切って摘果していた。5月に入るころには実の数も少なく、「今年は良い桃ができそうだ」と期待していたのに、6月になると地面に落ちた実が増えていった。拾うと、見た目はそこそこなのに、中身は未熟そうで、なんだか嫌な予感がした。
「なんで?」「肥料が足りなかった?」と頭の中がぐるぐるして、不安ばかりが膨らんだ。せっかく手をかけたのに、結果がこれかと思うと、情けなくて悔しかった。摘果のタイミングなんて、正直そこまで重要だと思っていなかった自分が恥ずかしい。
後から知ったのは、摘果が早すぎると果実の肥大が進みすぎて、中の核が割れ、落果の原因になることがあるという話だった。当時は「早く減らした方がいい」という思い込みしかなく、生理落果との兼ね合いなんて考えていなかった。
今振り返ると、作業の意味を理解しないまま、形だけ真似していたのが失敗だった。木の都合やタイミングを考えず、人間の都合で動いていた。「大きなお世話だったのかも」と思うと苦笑いしか出ないが、次はもう少し慎重になろうと思っている。
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