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ポルトブルーを新苗で買って後悔した話|青バラなのに枝が細くベーサルが出ない不安

2026-01-27

正直に言うと、今も「これでよかったのかな」と少し思っている。ポルトブルーを買った直後は、嬉しさよりも不安の方が大きかった。青バラが欲しくて、発売日にチェックして、送料やポイント計算までして選んだのに、届いた株を見た瞬間に胸がざわっとした。「……細くない?」って声が漏れた。これが結論みたいな独り言だ。

届いたのは春先、まだ空気が冷たく、午前中は霜が残るような時期だった。鉢から出したポルトブルーは、樹高はそこそこあるのに枝が驚くほど細く、触ると頼りなくしなる感じ。新苗だから仕方ないと言い聞かせつつ、ベーサルシュートも見当たらず、一本立ちの姿だった。日当たりは半日陰、地植えにするか鉢で様子を見るか、毎日天気予報を見ながら悩んでいた。

不安はどんどん膨らんだ。「青系は樹勢が弱い」「ベーサルが出ない株は一生出ない」そんな言葉ばかり思い出す。葉を触ると少し冷たく、色も濃い緑というより沈んだ色で、「元気なのか?これ」と独り言を繰り返した。買った直後なのに、もう後悔している自分が情けなかった。

今思えば、失敗しやすかった理由は期待値が高すぎたことだと思う。青バラという言葉だけで、ブルグラみたいな太い枝を勝手に想像していた。でもポルトブルーは性質的に枝が細めで、成長もゆっくりなタイプだった。当時はその違いに気づけず、「ハズレを引いた」と思い込んでしまった。

振り返ると、買う前に比較すべきだったのは写真や評判じゃなく、品種の癖だった。新苗の段階で完成形を求めすぎたのも反省点だ。今は地植えにして、時間をかけて付き合うしかないと思っている。「急ぐな、バラだぞ」と自分に言い聞かせながら、毎朝枝先を覗く日々だ。



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