エアコンのドレン水をミニバラに与えたら元気がなくなった話|ベランダ水不足でやりがちな勘違い
6月下旬、梅雨がほぼ消えたみたいな天気が続いて、ベランダの鉢植えが朝晩の水やりでも追いつかなくなっていた。夕方でもコンクリートは熱を持っていて、ホースから出る水がすぐぬるくなる。そんなとき、エアコンの室外機からポタポタ落ちる水が目に入った。ニュースで節水の話も多かったし、これを使えば少し楽になるかも、と思ってしまった。ミニバラの鉢はちょうどドレン水が落ちる位置にあったから、深く考えずそのまま任せる形にした。数日は気のせいか元気そうに見えたけど、葉の色が少し鈍く、触ると張りがない感じがしてきた。
そのとき頭に浮かんだのは「やっぱりダメだったか」という独り言だった。誰かがやって大丈夫だった話も見たし、土なんて元々菌だらけだろうと思っていた。でも目の前のミニバラは正直で、何かがおかしいと訴えているようだった。結局、安心したくて始めたことが、余計に不安を増やしていた。
葉がしおれ気味になってきたのを見たとき、胸がぎゅっと重くなった。水やりをサボりたかった気持ちと、植物を助けたい気持ちがごちゃごちゃになっていた。触った葉の感触は少しザラついていて、前より乾いているようにも感じた。匂いも土がなんだか変で、嫌な予感しかしなかった。自分で選んだ行動なのに、ミニバラに申し訳なくて後悔ばかりだった。
今思うと、当時は水不足と暑さで判断力がかなり鈍っていた。エアコンの水=ただの水、という単純な発想で、エアコン内部の汚れや洗浄剤のことまで想像が回らなかった。周りが「大丈夫だった」という話をしていると、それが正解に見えてしまったのも大きい。
振り返れば、せめて一鉢だけで様子を見るとか、直接かからないようにするとか、考える余地はあった。楽をしたい気持ちが先に立って、植物の変化をちゃんと観察する前に結論を出してしまったのが一番の反省点だと思っている。
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