5年間一度も咲かない鉢植え彼岸花を捨てたくなった、酷暑と鉢栽培の限界に気づいた話
2026-01-27
鉢の中で葉だけを出し続ける彼岸花。もう5年目になる。一度も花を見たことがない。秋になると期待して、結局また葉だけ。「今年こそ…」が毎年裏切られる。日当たりは悪くないし、水はけも気をつけている。球根も触るとむちっとしていて元気そうだった。
それでも、夏を越すたびに何かが削られていく感じがあった。特にここ数年の異常な暑さ。鉢は昼間、触ると熱く、夜になってもなかなか冷めない。地面なら違うんだろうな、と頭では分かっていた。
ある日、「今年こそ捨てるか…」と本気で思った。正直、期待するのにも疲れていた。でも公園で同じ向きに植えられた彼岸花が、何事もなかったように咲いているのを見て、答えがはっきりした。地植えと鉢植えは、同じ条件じゃない。
当時は日当たりや肥料ばかり気にして、根の温度のことを深く考えていなかった。鉢の中で、夜も根が煮えるような状態だった可能性を、後から思い知った。
「育て方が悪い」の一言で片付けていたけど、場所の選択そのものが合っていなかった。無理なものは無理だと認めるのも、園芸では大事なんだと、少し大人になった気がした。
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