彼岸花は毎年勝手に咲くと思い込んでいた話|球根だと知って混乱した記録
2026-02-09
ずっと不思議だった。「誰も植えてないのに、なんで毎年同じ場所で咲くんだろう」。彼岸花を見て、そんな疑問を持ち続けていた。
秋口、数日ぶりに通った道で彼岸花が一斉に咲いていた。赤がやけに鮮やかで、周囲の空気まで変わった気がした。でも十日ほどで一気に花は落ちた。「あっけないな」と思った直後、球根で増えると知って混乱した。
「じゃあ、あれは誰かが植えたのか?」と考え始めると、答えが出ない。昔の人が植えた?自然に増えた?頭の中でぐるぐるした。
それまで彼岸花を雑草寄りに見ていた自分が恥ずかしくなった。勝手に生えてくるものだと決めつけていたからだ。
後から調べて、クローンで増えてきた歴史を知ったとき、「知らないって怖い」と思った。景色の一部だと思っていた花に、そんな背景があるとは考えていなかった。
今は、同じ場所で咲く彼岸花を見ると、「誰かの手」があった可能性を想像する。思い込みで判断していた自分を反省しつつ、植物を見る目が少し深くなった気がする。
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