園芸の失敗談データベース
短くまとめた読みやすい体験談・失敗談

9.7L根張鉢10号にキュウリ2本植えたら実が全部落ちた…欲張り植えで後悔したベランダ栽培の話

2026-02-15

スペースが限られているから、と欲張ったのが間違いだった。9.7リットルの根張鉢10号にキュウリを2本植えた。見た目は元気で、蔓も勢いよく伸びたのに、実が4センチほどで黄色くなって落ちる。

7月のベランダは照り返しが強く、コンクリートの熱気でむっとする。朝晩たっぷり水を与え、液肥も定期的に施した。それでも小さな実の先端が白っぽくなり、数日で黄変してぽろりと落ちる。「なんで?」と何度も鉢を覗き込んだ。

最初は肥料不足だと思い、追肥を増やした。だが改善せず、逆に葉が茂り過ぎた。根詰まりかもしれないと気づいたときには、すでに何本も落果していた。鉢の中で根が絡み合っている光景を想像すると、申し訳ない気持ちになった。

思い切って1本を間引いた。残した株はしばらくしてから落果が減り、やっと7センチほどの実が太り始めた。遅かったが、効果はあった。

当時は「2本あれば収量も倍」と単純に考えていた。土の量と根の広がりを深く考えなかった。限られた容積では、奪い合いになるのは当然だ。

今は1鉢1本を徹底している。あの黄色くなって落ちた実を見るたびに、欲張りすぎた自分を思い出す。ベランダの暑さと鉢の小ささを甘く見ていた。それがすべてだった。



キュウリの記事をまとめて見る