園芸の失敗談データベース
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水差し発根させたキュウリ苗を誘引中にポキッ…摘芯してしまった夏の不注意とその後の立て直し

2026-02-15

順調だったのに、一瞬で終わった。水差しで発根させたキュウリ苗を植え付けて4日目、暑い中でも葉はピンとしていた。よし、誘引しようと先端に紐をかけた瞬間、「ポキッ」という嫌な音がした。頭頂部を摘芯してしまったのだ。

8月中旬、直射日光が強く、100均の遮光ネットを張っていた。バケツ2杯の水を朝に与え、午後には少し萎れるが夕方には回復していた。順調だと思っていたからこそ油断した。蔓先は柔らかく、触れただけで折れやすいことを忘れていた。

折れた先端を見たとき、頭が真っ白になった。「せっかく根が出たのに…」と声が漏れた。葉を減らしていなかったことも思い出し、自分の段取りの悪さに腹が立った。あの瞬間の乾いた音が、何度も耳に蘇る。

その後、脇芽を伸ばして仕立て直した。主蔓は失ったが、子蔓が勢いよく伸び、結果的に数本は収穫できた。完璧ではないが、ゼロではなかったのが救いだ。

当時は「根が出た=もう安心」と思い込んでいた。葉面積を減らすことや、柔らかい時期の扱いにもっと慎重になるべきだった。水差しは簡単だと聞いて、手順を軽視していたのだ。

今は誘引前に必ず葉を整理し、支柱に余裕を持たせてから作業している。あのポキッという音は、自分の焦りの音だった。失敗は痛いが、あれがなければ学ばなかったと思う。



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