秋キュウリを春植えの隣に定植したら1週間で病気まみれに…アーチ支柱を流用した私の連作失敗記録
2026-02-15
「またか…」とため息が出た。毎年のように秋キュウリの苗がすぐ病気になる。春に使ったアーチパイプとキュウリネットをそのまま利用して、片側を撤去して空いた列に秋苗を植えた。資材を無駄にしたくなかった、それだけだった。
8月上旬、35度近い猛暑日。春植えの株はうどんこや褐斑で葉が白く斑になり、そろそろ終盤だった。そこから1列だけ撤去し、ホームセンターで買った「自ばいトキワ」の苗を定植。水もたっぷり与え、敷きワラ代わりに枯草も敷いた。これで大丈夫だと思っていた。
ところが定植から1週間も経たないうちに、若い葉に白い粉のような症状。さらに数日後には斑点が広がり、葉が縮れ始めた。「え、もう?」と愕然とした。せっかく植えたばかりなのに、また病気のリレーだ。隣の残った春株から胞子が飛んだのだと気づいたとき、悔しさで胸が詰まった。
ダコニールを散布し、傷んだ葉をこまめに除去したが、勢いは戻らない。結局、涼しくなる前に株は弱り、収穫は数本で終了した。アーチをそのまま使えたことだけが虚しい成果だった。
当時は「同じ畝でも列が違えば大丈夫」と甘く見ていた。支柱やネットに病原菌が残ること、周囲の株から簡単に移ることを深く考えていなかった。市民農園のように密植環境ならなおさらだ。
今は秋作はできるだけ場所を離すようにしている。資材を流用したい気持ちはあるが、あの一週間で真っ白になった葉の光景を思い出すと怖い。同じ失敗を繰り返すところだった。便利さ優先の判断が、結局いちばん遠回りだったと感じている。
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