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ウリハムシが毎日10匹湧く…テデトールとスミチオンで迷走した夏キュウリ大発生の体験談

2026-02-15

最初は1匹だった。黄色い小さな虫が葉をかじっているのを見つけ、「まあいいか」と放置した。それが甘かった。数日後には毎日10匹。朝、葉裏をのぞくと、ブンと飛び立つ黄色い影。忍法無限ウリハの術か、と本気で思った。

7月の市民農園。周囲にはウリ科を放置した区画もあり、急に数が増えた。テデトールで捕まえ、洗剤水に沈め、時にはスミチオンを撒くか迷い、ニームや重曹も試した。けれど、どんどん新しい個体が飛んでくる。葉はボロボロ、穴だらけ。黄色の粘着シートにも引っかかるが、抜け出す強者もいる。

「なんでこんなに?」と不安で仕方なかった。毎朝、葉裏を探すのが日課になり、交尾中の2匹を見つけたときはぞっとした。これが増える元か、と震えた。潰すかどうか迷う自分もいて、情けなかった。悪党になりきれない。だが放置すれば被害は広がる。

出始めのころに徹底して捕殺していれば抑え込めたかもしれない、と後から思う。羽化のタイミングや土中の産卵を想像していなかった。目に見える虫だけを相手にしていた。

今は見かけたらすぐ対処する。完全にゼロにはできないが、初動が大事だった。あの夏、毎日虫と向き合った時間は長かった。簡単だと思っていたキュウリ栽培が、こんなに神経を使うとは思わなかった。油断していたのは自分だ。



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