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真夏の直射日光でキュウリがよれよれ…ダイソー遮光ネット50%をかけるまで気づけなかった高温障害の失敗

2026-02-15

あの日の昼、葉が全部垂れ下がっていた。朝はしゃきっとしていたのに、正午を過ぎたころから一気にしおしお。「水は足りてるはずなのに…」と混乱した。土はまだ湿っている。なのに、葉は力なく折れ曲がっている。ああ、これは水じゃない、とようやく思い至った。

8月上旬、連日の猛暑日。ベランダは照り返しで体感40度近く、コンクリートが熱を持ち、株元に直射日光が差し込んでいた。朝日も西日も当たる場所で、昼は完全な直射。前日までは曇りだったのに、この日は急にギラギラの太陽。土は濡れているのに葉がぐったり、という不思議な光景だった。

「根が煮えてるんじゃないか…」と不安になった。触ると土は温かく、むわっとした熱気が上がる。可哀想で見ていられなかった。これまで遮光なんて大げさだと思っていた自分が恥ずかしい。夏野菜は強い、ウリ科は暑さに強い、そんな思い込みがあった。

慌ててダイソーで遮光ネットを購入。黒の50%遮光を2枚、平屋根のようにかけた。翌朝、葉がしゃきーんと立っているのを見て、思わず「ごめんよ」と声が出た。あの変化は忘れられない。日中の直射を防ぐだけで、こんなに違うのかと驚いた。

なぜもっと早く気づけなかったのか。水やりさえしていれば大丈夫という思い込みがあった。葉が垂れる=水不足、という単純な図式に縛られていた。真昼の直射がどれだけ株元を熱するか、想像できていなかったのだ。

今は夏の必需品だと思っている。朝日は当て、昼だけ遮る。完璧じゃないけれど、あのよれよれの姿を二度と見たくない。猛暑の年ほど油断は禁物だった。強いはずのキュウリも、限界はあるんだ。あの夏で学んだ。



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