グリーンアイスを冬に強剪定したら芽が出ない…動画を信じて切りすぎたミニバラ失敗体験
2026-01-27
「今年こそ大きく咲かせたい」と思って、2月の寒い朝にミニバラ・グリーンアイスを地上7センチほどまでバッサリ切った。YouTubeで見た剪定動画が頭に残っていて、迷いながらも「強い品種だから大丈夫」と自分に言い聞かせた。剪定鋏の金属音が冷たく響いて、切り口から立ちのぼる青い匂いがやけに強かった。
3月に入って他のミニバラたちは一斉に芽吹いた。葉がワサワサして、触ると柔らかくて春の湿った空気の匂いがした。でもグリーンアイスだけは違った。芽はチョボチョボ、しかも切った枝の半分以上が黒く変色していた。朝に鉢を覗くたび「まだかな」「今日は動くかな」と期待しては落ち込む日が続いた。
「またやってしまったかもしれない」。一昨年も同じように強剪定して、その年は回復せずに枯らしてしまった記憶がよみがえった。あのときの後悔と同じ重さが胸に残って、土の表面を指でなぞりながら「信じすぎたな…」と独り言が漏れた。強いと言われる品種ほど、失敗したときのショックが大きい。
今思えば、動画はその人の環境での話だった。当時は「剪定=切れば切るほど良い」と単純に考えていたし、冬の寒さや自分のベランダ環境を深く考えなかった。黒くなった枝を見て初めて「切りすぎたかも」と気づいたのに、もう後戻りはできなかった。
振り返ると、強剪定する前に枝の充実度や前年の様子をもっと思い出すべきだった。結果が出ない時間も含めて育てるのがミニバラなのに、「うまくやりたい」気持ちだけが先走っていた。今は芽の数を数えながら、静かに様子を見るしかない。それも経験だと思うようにしている。
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