入院中に水やりできず10年育てたミニバラを枯らした話…丈夫だと思い込んだ代償
2026-01-27
JA直売所で買ったミニバラを育て始めてから、気づけば10年が経っていた。最初はお正月仕様の寄せ植えで、白やクリーム、オレンジの小さな花が並んでいた。毎年剪定して、背丈は1メートルほどに育ったけれど、それが当たり前になっていた。
そんなある年、急な入院で家を空けることになった。家族には水やりを頼めず、「少しくらいなら大丈夫だろう」と自分に言い聞かせた。退院後、久しぶりに鉢を見たとき、乾いた土と枯れた枝の匂いが鼻を突いた。葉はすべて落ち、触るとポキッと音を立てて折れた。
「こんな終わり方か…」。10年分の時間が一気に失われたようで、胸が詰まった。丈夫だと思い込んでいたからこそ、対策を考えなかった自分を責めた。水やり一つでここまで変わる現実がつらかった。
当時は、長年育てたことで油断していた。品種が何だったのかも曖昧で、「ミニバラだから小さいまま」という思い込みもあった。実際には普通のバラ並みに成長していて、それだけ水も体力も必要だったのに気づけなかった。
今なら、留守にする前に対策を考えたはずだ。誰かに頼む、場所を変える、それだけで結果は違ったかもしれない。丈夫さに甘えた結果の失敗として、この記憶は今も残っている。
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