急な入院で全滅…水やりできずにマーガレットの挿し芽を枯らした苦い体験
2026-02-10
戻ってきた家で見たのは、干からびた鉢の列だった。「全部ダメか…」。声にもならない独り言が漏れた。夏の真っ只中、突然の入院で家を空けたことが、マーガレット栽培に致命的な結果を招いた。
7月下旬、挿し木したばかりのマルコ・ロッシが20本ほど並んでいた。根付きは順調で、これからが楽しみだった矢先の出来事だった。病室の中でふと頭をよぎったのは、あの鉢たちのことだった。
退院後、玄関を開けた瞬間の熱気と乾いた空気。鉢土は白く乾き、茎は力なく倒れていた。触るとポキッと折れそうな軽さで、「間に合わなかった」と現実を突きつけられた。
独り身で、頼める人もいなかった。水やりを頼むという選択肢を考えなかった自分を責めた。体調よりも植物を優先することはできなかったが、それでも悔しさは残った。
後から思えば、挿し芽は強いとはいえ、水なしでは耐えられない。環境に頼りきった管理だったのだと思う。
次に同じことが起きたら、最初から数を減らすか、預け先を考える。全部を抱え込まない。その考えに至るまで、かなり時間がかかった。
植物は待ってくれない。その当たり前を、これほど痛感した夏はなかった。
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