真夏の水耕栽培で養液がお湯に…根が茹で上がりそうで焦った水温管理の失敗
2026-01-28
8月の夕方、水耕栽培のタンクを覗いた時のことだった。日中は35℃近くまで気温が上がり、直射日光が当たる場所に容器を置いていた。水が減っていたので補充しようと、液肥に手を突っ込んだ瞬間、ぬるいどころか、ほぼお湯だった。思わず手を引っ込めてしまった。
頭の中が一気に真っ白になった。「これ、根が茹で上がるんじゃ…」という不安しかなかった。エアレーションを入れていなかったこと、発泡スチロールの断熱を甘く見ていたこと、全部が一気に頭をよぎった。夜になっても水温はなかなか下がらず、株が急にしおれるんじゃないかとビクビクしながら見守った。
あの時の焦りはかなり強かった。昼間は仕事で何もできず、夕方に気づいた自分を責めた。ネットで「浄化槽用ブロワー」とか「強力エアレーション」とか調べながら、今さら感がすごかった。葉の匂いも、いつもより青臭さが弱く感じて、不安が増した。
水耕栽培は水があるから安心、という思い込みがあった。でも水は空気よりも熱を溜め込みやすい。直射日光、気温、容器の材質、その全部が水温に影響する。当時はそこまで考えが回っていなかった。
後から思えば、設置場所を見直すとか、アルミシートで遮光するとか、早めにエアレーションを入れる選択肢もあった。真夏の水耕は、思っている以上に過酷だった。あのぬるい水の感触は、今でも忘れられない。
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