ニラのサビ病が出て全部抜いたあとに後悔した体験談
2026-01-28
梅雨前の6月、葉にオレンジ色の粉のような斑点が出始めた。触ると指にざらっとした感触が残り、嫌な匂いがした。サビ病だと気づいた瞬間、頭が真っ白になった。10年近く育ててきた古株のニラだったから、余計にショックが大きかった。
とにかく他に広がるのが怖くて、考えるより先に全部引き抜いた。土ごと処分して、プランターは空っぽになった。作業が終わった後、静かになったベランダを見て、やりすぎたかもしれないという思いがじわじわ湧いてきた。
抜いた直後は少し安心した。でも数日経つと、あのニラをもう一度育て直す気力が出るのか、不安になった。長年当たり前にあったものが突然なくなると、こんなに寂しいんだと初めて気づいた。
冷静に考えれば、すべて抜かなくても対処の余地はあったかもしれない。でも当時は「感染=即全滅」という思い込みに縛られていた。病気を見るとパニックになりやすい性格が、そのまま行動に出てしまった。
後から振り返ると、様子を見る選択肢を持てなかったのが一番の失敗だった。全部処分する前に、できることを考える余裕が欲しかった。サビ病の斑点を見るたびに、あのときの判断を思い出してしまう。
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