夏のニラが突然伸びた理由がわからず混乱した話|猛暑でも水やりすれば育つと勘違いしていた失敗
正直なところ、「ニラって強いんだし、夏は水をやれば勝手に伸びるもの」だと思い込んでいた。だから、しばらく葉が止まっていたのも大して気にしていなかったし、「まあ暑いから仕方ないよね」と自分に言い聞かせていた。でも、ある日を境に、急にわさっと伸び始めた。その変化があまりに急で、「え、なにこれ?」と戸惑ったのが正直な気持ちだった。結果だけ見れば元気そうだけど、理由が分からないのがずっと気持ち悪かった。
その頃はちょうど梅雨末期で、数日続けて大雨が降っていた。気温も一気に下がって、日中でも涼しく、土を触るとひんやりしていたのを覚えている。真夏は30度超えが続いていたのに、その週だけは20度台前半。ニラはそれまでほとんど動きがなかったのに、雨が続いた数日後から一気に葉が伸び始めた。「水が足りなかったのか?」「いや、気温が下がったから?」と頭の中がぐるぐるした。
そのときの感情は、正直ちょっと悔しさも混じっていた。「今までの管理、全部ズレてたのかも…」という不安。暑い中、ちゃんと水はやっているつもりだったし、地植えだから乾燥もしにくいと思っていた。でも実際は、表面だけ濡れて根の方は乾いていたのかもしれない。自分では世話しているつもりだったのに、ニラからは「足りない」と言われていた気がして、なんだか申し訳なくなった。
振り返ると、ニラの生育が止まっていた理由を一つに決めつけていたのが一番の失敗だった。「夏=暑さが原因」と短絡的に考えて、水分や地温、根の状態をちゃんと見ていなかった。雨が降って涼しくなったタイミングと、水分が十分に行き渡ったタイミングが重なっただけなのに、どちらか一方だけだと思い込んでいた。当時はそこに気づけなかった。
今なら、気温と水分はセットで考えるべきだったと思う。どちらか一方だけ見て判断すると、ズレる。あのとき「暑いから伸びない」と決めつけず、土の中まで意識していれば、あんなに迷わずに済んだのかもしれない。まあ、今だから言える独り言だけど。「ニラは強い」と思いすぎるのも、考えものだった。
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