チューリップ300球がフザリウム菌疑いで全滅した話|初めての大失敗で心が折れた体験
2026-01-29
数年前の春、庭一面にチューリップを咲かせるつもりで、約300球を植えた年があった。場所は関東平野、冬は比較的乾燥していた。ところが春になって出てきた葉が、どれも捻れて汚れたような見た目で、明らかに元気がない。触るとザラついた感じがして、嫌な予感がした。
症状が軽そうな株は残したけれど、結局花はスカスカだったり、花弁がくっついて開かなかったりで、まともに楽しめなかった。掘り上げた球根も小さく、腐敗が始まっているものが多かった。泣く泣く全て処分したとき、土の中から漂うカビっぽい匂いが忘れられない。
チューリップで失敗したことがなかった分、ショックは相当大きかった。あんなに楽しみにして集めた品種たちが、一気に消えた喪失感はきつかった。次の年にまた植えるのが怖くなって、しばらく球根売り場を見るのも避けていた。
今思えば、土壌中の病原菌を甘く見ていた。前年まで問題なかったから大丈夫だろう、という油断があった。症状が出た株を早く取り除く判断も遅れたし、結果的に被害を広げてしまった。経験がなかったから気づけなかった失敗だったと思っている。
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