花壇を掘り返して球根を大量に傷つけた失敗 チューリップと水仙をスコップで切ってしまった話
2026-01-29
春が終わって花壇を片付けようとした初夏の日、堆肥を入れようとスコップで土を掘り返していた。雨上がりで土は少し重く、湿った匂いがしていた。深く考えずにザクザク掘っていたら、ゴリッと嫌な感触が伝わってきた。見てみると、チューリップや水仙の球根が何個も真っ二つに近い状態で出てきた。
一気に血の気が引いた。こんなに傷つけてしまって大丈夫なのか、全部ダメになるんじゃないか、と不安が押し寄せた。掘り出した球根を見ると、傷口が生々しくて、土の匂いと混ざって嫌な感じがした。処分するべきか、消毒して保管するべきか、その場で判断できずに立ち尽くした。
結局その日は、傷の浅そうな球根だけを選んで乾かすことにしたが、本当にこれでよかったのかずっと迷っていた。トップジンの粉が家にあったけど、使ったことがなくて、逆に悪影響が出るんじゃないかと手が止まった。何もしないのも怖いし、やり過ぎるのも怖い。中途半端な気持ちのまま時間だけが過ぎた。
思えば、花が終わったあとも球根がどこにあるかをちゃんと意識していなかったのが原因だった。地上部がなくなると、もう何もない感覚になって、勢いで掘ってしまった。当時は「どうせ秋に植え直すし」という軽い気持ちもあった。
今なら、位置をメモしておくとか、浅く掘るところから始めるとか、やりようはいくらでもあったと思う。でもそのときは、早く作業を終わらせたい気持ちが勝っていた。球根の存在を忘れたまま作業した結果だと、あとからじわじわ後悔が広がった。
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