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ダイソー実生パキラが冬に丸坊主…外に出しっぱなしで復活を待った春の不安な日々

2026-01-31

100円で買った実生パキラだった。ダイソーで見つけたときは、小さくてかわいくて、「これなら気楽に育てられる」と思った。でも年を越した2月、葉がどんどん茶色くなって、ついには全部落ちた。鉢には棒みたいな幹だけが残って、「やっちゃったな…」と声が出た。

その年の冬は、室内管理とはいえ窓際で、夜は冷えたと思う。日中しか日が当たらない環境だった。葉が落ちたあと、もうダメかもしれないと思いながら、GW前に外に出しっぱなしにした。特に深い考えはなく、「暖かくなれば何か起きるかも」という、ほぼ祈りだった。雨にも当たり、風にも揺らされて、正直放置に近かった。

その間の気持ちは落ち着かなかった。「外に出すの早すぎたかな」「もう完全に枯れてるよね」と、毎朝確認してはがっかりする日々。土を触っても反応はなく、幹も変わらない。期待しないようにしていたけど、どこかで「生きててほしい」と思っていた。ダイソーだから雑に扱ったわけじゃない、でも安かった分、後悔が変な形で残った。

なぜあの失敗が起きたのか、今なら少しわかる。冬の光量不足と低温、そのダブルパンチを軽く見ていた。当時は「パキラは強い」というイメージに頼りすぎていた。強い=何をしても大丈夫、ではなかった。葉が落ちても幹が生きている可能性に気づけたのは、完全に結果論だ。

6月に入って、ふと見たら幹の根元から小さな芽が出ていた。あの瞬間、「うわ…生きてた」と声が出た。見直すべきだったのは、枯れたと決めつけないこと。何も起きていないように見える時間も、植物の中では何かが進んでいるんだと、身をもって知った。あの不安な春は、今でも忘れられない。



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