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ロサ・ラクサ台木をプラ鉢で直射日光に当てて弱らせた話|鉢の断熱性を甘く見ていた

2026-01-31

真夏の午後、西日がガンガン当たるベランダ。ロサ・ラクサ台木のイングリッシュローズを、通気性重視でバラ用プラ鉢に植えていた。鉢サイズは9号。風通しも良く、「これなら大丈夫」と思っていた。土は軽めで、水は朝にたっぷり。

最初は問題なかった。葉焼けもなく、蕾もついていた。でも8月中旬、急に成長が止まった。新芽が動かず、葉の色も冴えない。水は足りているはずなのに、触ると鉢が異様に熱い。「え、こんなに?」と驚いた。

その瞬間、嫌な予感がした。「根、茹でてるかも…」。胸がギュッと縮んだ。慌てて鉢を日陰に移し、遮光したけど、回復は鈍かった。自分では“通気性”ばかり気にして、“断熱”を完全に見落としていた。

当時は、ロサ・ラクサは丈夫というイメージに引っ張られていた。台木の特性より、鉢と日射の影響の方が大きい場合があることを理解していなかった。特にプラ鉢は熱をそのまま伝えるという単純な事実を、体感として知らなかった。

今思えば、鉢だけ日陰にする、二重鉢にする、厚手の陶器鉢を選ぶなど、選択肢はあった。株を疑う前に、鉢環境を見るべきだった。「強い台木だから大丈夫」という思い込みが、一番の落とし穴だった。



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