ハイビスカス 原種系が咲かない原因を勘違いしていた話 枝が伸びるのに花芽が出なかった夏の失敗談
2026-02-01
「なんで咲かないんだろ…」と毎朝鉢の前で独り言を言っていた。赤は枝先に次々花が咲くのに、同じ管理をしている白の原種系だけが沈黙したままだった。柔らかい枝がビローンと伸びて、葉だけは元気そうなのが逆に不安だった。剪定した方がいいのか、このまま待つべきか、頭の中がぐるぐるしていた。
場所は関東、真夏の猛暑が続いていた時期だった。南向きのベランダで、直射日光を嫌って半日陰に移動した。最高気温は35℃近く、鉢が熱くなるのが怖くて夕方にたっぷり水を与えていた。枝はどんどん伸びるのに、蕾らしきものが一向に見えなかった。
正直、焦っていた。「このまま秋になったら終わりなんじゃ…」と不安になり、枝を触ってはため息をついた。赤は咲いているのに白だけ咲かないのが余計につらかった。同じ水、同じ置き場なのに、どうしてだろうと納得できなかった。
あとから知ったが、原種系は新しく伸びた枝先にしか蕾をつけないこと、そして暑すぎると花自体が減ることがあるらしい。当時は“日陰=優しさ”だと思い込んでいて、徒長していることに気づけなかった。枝が伸びているから元気だと勘違いしていた。
振り返ると、剪定するかどうかを「咲くか咲かないか」だけで判断しようとしていたのがよくなかった。暑さが落ち着くまで様子を見る、枝の質を見る、そういう視点が抜けていた。今なら「まだ待とう」と言える気がする。
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