園芸の失敗談データベース
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ハイビスカスを秋に屋外放置したら蕾が落ちた話 最低気温を甘く見た初心者の失敗体験

2026-02-01

「まだ暖かいし大丈夫だろう」。そう思って南向きベランダに置いたままにしていたハイビスカスだった。10月下旬、昼間は20度近くまで上がる日もあって、蕾もいくつか付いていたから、正直まだ咲くと思っていたんだ。

実際の状況は、近畿地方のマンション住まいで、昼は日当たりのいいベランダ、夜はそのまま屋外。天気予報では最低気温が一桁になる日も出始めていたけど、「来週までは暖かい」という言葉だけを信じてしまった。風除けも特にせず、鉢は床に直置き。朝露で鉢土が冷たくなっているのを触っても、深く考えなかった。

異変に気づいたのは、蕾が膨らんできたと思った翌朝だった。なんだか張りがなく、触ると少し柔らかい。「え、昨日まで元気そうだったのに」。その数日後、開くことなくポロっと落ちた。葉も上の方から黄色くなり始めて、見るたびに胸がざわざわした。

今思えば、ハイビスカスは低温で一気に調子を崩すのに、「まだ昼は暖かい」という自分に都合のいい判断しかしていなかった。最低気温と風の影響を軽く見ていたし、地域差のことも考えていなかった。掲示板で他の人が室内に入れ始めているのを見ても、「うちは大丈夫」と根拠のない自信があった。

後から振り返ると、蕾が付いている時期こそ早めに室内へ入れるべきだったと思う。完全に寒くなってから動かすのでは遅かった。「まだ咲くかも」という期待より、「今は守る時期だ」と割り切る考え方が必要だったんだと、しょんぼりしながら思った。あの落ちた蕾の感触は、今でも手に残っている。



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