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八重咲きカリブラコア花衣を2年連続で枯らした話|遮光・軒下・鹿沼土でも夏越しできなかった失敗体験

2026-02-01

4月中旬、南東向きのベランダで八重咲きカリブラコア花衣とダブルピンクリップルを購入した。価格は1株398円。可愛くて、今年こそはもりもりにしたいと思い、軒下に置き50%遮光、直射日光を避ける配置にした。土は赤玉と鹿沼土を混ぜ、元肥にマグァンプ、2週に1回ハイポネックス、リキダスも使った。梅雨前までは大きなトラブルはなく、「今年はいけるかも」と期待していた。

ただ、梅雨に入っても株は思ったほど勢いが出なかった。葉数も増えず、枝も伸びない。指で土の乾きを確認し、水やりも控えめにしていたが、蒸れた匂いが少し気になっていた。酷暑に入る頃には明らかに元気がなくなり、花も小さく色が薄い。「あれ、同時に買った一重のカリブラコアやレモンスライスは元気なのに…」と不安が募った。

ある朝、葉がだらんと垂れ、触ると力なく落ちた。「またか…」と声が出た。去年と同じだった。2年連続で同じ結果。可愛くて選んだ八重だけが枯れる現実に、正直かなり凹んだ。「なんでこの子だけ?」と鉢の前でしばらく立ち尽くした。夏越しさせたかった、写真みたいにもりもりにしたかった、その気持ちが全部空回りした感じだった。

今振り返ると、梅雨までに根を十分張らせられなかったことが大きいと思う。遮光や軒下にこだわりすぎて、株を強く育てる段階を逃した気がする。当時は「弱らせないこと」ばかり考えていたが、実はそれが遠回りだったのかもしれない。八重咲きは成長が遅く、酷暑に入る前の準備がより重要だと、その時は分かっていなかった。

来年は最初から八重を狙わず、一重で株作りを優先するか、もっと早い段階でピンチして根張りを意識したい。遮光=安全だと決めつけず、株の状態をよく見るべきだった。「可愛いから守る」だけじゃダメだったんだ、と今は思う。



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