アスパラガスが細すぎて食べられない…2年目なのに鉛筆サイズしか出なかった失敗体験
2026-02-02
「やっと出てきた」と思ったのに、実際に収穫してみたら鉛筆より細いアスパラだった。嬉しさより先にがっかりした気持ちが出た。結局その日は調理もせず、しばらく眺めて終わった。細い穂を見るたびに『これは食べていいのか?』『来年のために残すべきだったのか?』と一人で悩んでいた。
育てているのは庭植え2年目のアスパラガス。場所は千葉県、3月下旬。寒波が抜けた直後で、地面はまだひんやりしていた。去年は細い芽ばかりで、10本もまともに食べられなかった。今年こそはと期待していたが、出てきたのは竹串みたいな穂ばかり。朝露に濡れた姿は元気そうなのに、太さだけがどうにもならなかった。
「せっかく出てきたのに取らない方がいいのかな」「でも細すぎて葉になるだけじゃ…」と迷い続けた。収穫してしまった後も後悔が残った。「取らなきゃよかったかも」「でも取らなかったら太くなったのか?」と答えのない独り言ばかりだった。土の匂いと冷たい風がやけに記憶に残っている。
今思えば、根の力を信じきれていなかったのだと思う。『今年から収穫できます』という売り文句をどこかで信じていて、早く成果を見たかった。当時は細さ=失敗だと思い込んでいて、長い目で育てる視点が完全に抜け落ちていた。
振り返ると、細い芽を見た時点で焦らず様子を見る選択肢もあったはずだ。葉を茂らせて根に力を溜める、という考え方をその時は受け入れられなかった。『今年食べたい』という気持ちが強すぎたんだと思う。今なら、あの細さも成長途中だったと素直に思える。
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