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ラズベリーに肥料を入れすぎて葉が一気に焼けた…元肥と追肥で混乱した初心者の失敗体験

2026-02-02

春先、最低気温が10度前後まで上がってきた頃、鉢植えのラズベリーを元気にしたくて施肥をした。説明書通りに元肥を入れ、さらに評判が良いと聞いた固形肥料も追加した。数日後、葉の縁が茶色くなり、全体がしおれたように見え始めた。触ると葉はパリッとしていて、土からはいつもと違うツンとした匂いがした。

最初は水切れかと思い、水をたっぷり与えたが改善しなかった。むしろ翌日にはさらに葉が焼けたようになり、「あ、やってしまった」と気づいた。ブラックベリーまで同じように弱り始め、頭が真っ白になった。ネットでは“肥料焼け”という言葉が並んでいたが、自分がそれを起こすとは思っていなかった。

その時の気持ちは焦りと後悔だった。「良かれと思ってやったのに」「説明通りなのにどうして」。肥料は多いほど効くとどこかで思い込んでいた。YouTubeで見る他の植物の施肥量と比べて、「自分は少ないくらいじゃないか」と勝手に判断していたのも原因だった。

今思えば、ラズベリーの施肥量は一般的な果樹よりかなり少ない前提だったことを知らなかった。当時は“果樹=肥料多め”という雑な認識しかなく、植物ごとの差を考えていなかった。説明書にベリー専用の量が書かれていない肥料を選んだのも判断ミスだった。

後からは元肥を最小限にし、追肥も薄めた液肥だけにしたことで株は回復した。肥料は一度に効かせるものではなく、様子を見ながら足すものだと身をもって学んだ。あのときの焼けた葉の手触りは、今でも施肥前に思い出すようにしている。



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