冬に米ぬかを果樹の根元へまいて安心していたら春に異変が出た話
2026-02-03
12月、近畿地方の庭で柿と梅の木の周りに米ぬかをそのまま撒いた。冬だから大丈夫だろうと思ったし、掲示板でも「冬は分解しないから問題ない」と見かけたのが後押しになった。気温は一桁、土は冷たく、見た目も変化がなかったので安心しきっていた。
春になり、雑草が伸び始めた頃、根元の土を触ると固く締まり、白いカビのようなものが点々と見えた。新芽の勢いもどこか弱い気がして、「気のせいかな」と何度も自分に言い聞かせた。それでも不安が消えず、匂いを嗅ぐと少しむわっとした発酵臭がした。
その時の気持ちは不安と後悔が半々だった。「冬だから安全」という言葉を都合よく信じていた自分が恥ずかしかった。自然に任せているつもりが、実は手を出しすぎていたんだと気づいて落ち込んだ。
原因を考えると、冬の間に表面で停滞していた米ぬかが、春の気温上昇で一気に動き出したことが大きかったと思う。根のすぐ近くにあったことで、環境の急変がそのまま影響した。当時は「時期」だけを見て、「場所」を考えていなかった。
今なら、果樹の根元は避けて外側にまくか、下草のある場所に散らす。冬だからと油断しない。土は季節をまたいで反応する。それを体で学んだ出来事だった。
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