渋抜きした平柿が市販品と全く違った理由が分からず悩んだ話|家庭栽培で味が出ない失敗談
2026-01-29
スーパーで買った平柿と、自宅で採れた平柿。並べてみると見た目はほとんど同じだった。色も形も大差ない。なのに、食べてみると別物だった。市販の方は舌にまとわりつくような滑らかさで、甘みも自然。「これが柿だよな…」と思える味。一方、うちの柿はシャリシャリしていて、甘くない梨みたいだった。
最初は「渋抜きが失敗した?」と思った。焼酎の量を変えたり、時間を延ばしたりもした。でも結果は同じ。柔らかくなるまで木に置いても、今度はブヨブヨのゼリー状になるだけで、あの食感にはならない。「なんで?」という疑問ばかりが頭を占めて、正直かなり落ち込んだ。
当時は、肥料や土壌の違いなんて深く考えていなかった。家庭菜園なんだから、多少違っても仕方ない、そんな甘えもあったと思う。でも実際に食べ比べてしまうと、その差は残酷だった。「プロと素人の差」という言葉を聞いたとき、妙に刺さった。
なぜ気づけなかったのか。振り返ると、葉の状態や日当たり、肥料の与え方を総合的に見ていなかった。実だけを見て、木全体のコンディションを無視していたんだと思う。当時の自分は、「ちゃんと実が成っている=成功」だと勘違いしていた。
今は、味が出なかった理由を少しずつ受け止められるようになった。家庭で同じ味を再現するのは簡単じゃない。でも、だからこそ次はどこを見直すかを考える余地がある。あの不味さは、今も忘れられない基準点になっている。
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