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水はけ重視しすぎて毎日水やりに…フレンチラベンダーがしおれた失敗談

2026-02-04

フレンチラベンダーを東向きのベランダで育て始めたのは春先だった。購入時は5号ポットで、葉も花穂も元気だった。水はけが大事だと思い、赤玉多めの配合土にして、風通しの良い場所に置いた。朝日が当たり、昼前には日陰になる環境だったが、6月に入ると急に気温が上がり、鉢土が一気に乾くようになった。昼に触ると表面が白っぽく乾き、土埃の匂いがした。

最初は成長が良く、半年後には9号鉢に植え替えるほどだった。だが花穂が大きくなるにつれ、水切れが目立つようになった。朝水をやっても午後には花穂が全部おじぎしている。慌てて追加で水をやる日が続き、「毎日2回水やりしないとダメなの?」と疑問だらけだった。それでも水はけを悪くするのが怖くて、配合を変える勇気が出なかった。

正直かなり疲れた。「水やり忘れたら終わりじゃん…」「こんなに気を使う植物だった?」とぼやきながら鉢を覗いていた。花は綺麗なのに、楽しむ余裕がなかった。外出するときも水のことが頭から離れず、「今日は持つかな…」と不安ばかりだった。

当時は“水はけ最優先”という思い込みに縛られていた。フレンチラベンダーが過湿を嫌うのは知っていたが、乾きすぎもストレスになることを理解していなかった。鉢のサイズが大きくなったことで乾燥スピードが変わった点も見落としていた。花期で水を多く使うタイミングだったのに、同じ管理を続けてしまった。

今思えば、水はけだけでなく保水とのバランスを見るべきだった。水やり回数で無理やり調整するより、鉢や用土の性質を見直す方が楽だったはずだ。「水はけ良くすれば安心」という単純な考えが、この失敗を招いたんだと思う。



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