白カビだと思って洗い流したら逆効果だったガジュマル回復中の勘違い
2026-02-04
幹の根元に白いものを見つけた瞬間、頭が真っ白になった。「カビだ」「腐ってる」と思い込んで、すぐに洗い流した。ネットやAIで調べて、ベンレートや殺菌という言葉を見てさらに不安が増した。半日乾燥させてから、また水挿しに戻す。その一連の流れを、迷いながらも実行してしまった。
その日は暑く、洗面所の水もぬるかった。白い部分を指でこすり落としながら、「これで助かるはず」と自分に言い聞かせていた。でも心の奥では、「触りすぎてないか?」という声もあった。洗い終えたあと、表面が少し乾いて白っぽく見えるのがまた不安を呼んだ。
白いものが増えるたびに、「またカビだ」「また処置しないと」と気持ちが急かされる。発根していない状態が続くと、「自分の判断が遅れたせいだ」と責める気持ちも出てきた。「何もしないで枯れたら後悔する」と思って、また動いてしまう。
今思えば、当時は白いものの正体を冷静に見極める余裕がなかった。カルスや回復過程の変化という可能性を考える前に、悪いものだと決めつけていた。不安が判断を急がせていた。
振り返ると、見直すべきだったのは“すぐ対処する癖”だった。分からないものを見たら、まず時間を置いて観察する選択もあったはずだ。安心したい気持ちが先走って、結果的に余計な刺激を与えていたのかもしれない。
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