園芸の失敗談データベース
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スミレの葉が穴だらけ…小さいバッタに気づくのが遅れてボロボロにした初心者の失敗談

2026-02-06

正直、最初はもう手遅れでもいいかと思った。毎日眺めていたスミレの葉が、ある朝まとめて穴だらけになっていて、「昨日まではこんなじゃなかっただろ…」と独り言が漏れた。結局は何とかするしかなくて、見つけた虫を潰す方向に気持ちを切り替えたけど、気分はずっと重かった。

異変に気づいたのは6月中旬、関東のベランダで朝水やりをしていた時だった。前日は蒸し暑くて、夜も25度近くあったと思う。葉の表面がレース状になっていて、裏を見ると1cmにも満たない小さなバッタが跳ねた。数匹かと思ったら、鉢を動かすたびにぴょんぴょん飛び出してきて、「こんなにいたのか」と背中がぞわっとした。

その瞬間は怒りよりも焦りが強かった。「農薬とか使ったことないし、どうしよう」「もう全部食われるんじゃないか」と頭の中がぐちゃぐちゃだった。小さいし動きも早いから、見つけるたびに逃げられて、だんだん自分が追い詰められていく感じがした。

結局、家にあった家庭用の殺虫スプレーを持ち出して、見つけ次第シュッとやることにした。完全に一網打尽とはいかなかったけど、その日は跳ねる数が減った。ただ翌日また数匹出てきて、「ああ、外から来てるんだな」とやっと理解した。

今思えば、葉の縁が少しかじられた段階で違和感を持つべきだった。バッタは大きくなってから目立つと思い込んでいたのが完全な勘違いだった。小さいうちは本当に気づきにくい。

後から振り返ると、朝の水やりの時に葉の裏まで見る習慣がなかったのが一番の反省点だ。可愛いと思って癒されていた存在が、あっという間に敵になる。園芸って、そういう世界だと身をもって知った。



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