庭に勝手に生えた立派な雑草を放置したら後悔した話|クワクサだと気づくまで抜けなかった失敗談
2026-02-09
「まあ雑草だろう」と思って見て見ぬふりをしていた。結論から言うと、それが一番まずかった。庭の片隅に、やけに葉が大きくて勢いのある草が出てきていたのは初夏、梅雨入り前だった。なんとなく立派だし、雑草を育てるのも面白いかもしれない、と変な愛着が湧いてしまったのだ。
6月中旬、雨が多く蒸し暑い日が続いていた。朝見るたびに葉が増え、背も伸びる。写真に撮って検索してみてもよく分からず、「そのうち誰かに聞こう」と後回しにしていた。土は常に湿り気があり、触ると少し冷たく、青臭い匂いがした。
だんだん不安になってきた。「これ…本当に大丈夫か?」と思いつつも、抜く勇気が出ない。ここまで育ったものを抜くのが惜しい気持ちもあった。「もし食べられる草だったら?」なんて都合のいい期待もしていた。
結局、掲示板で聞いてみて「クワクサじゃないか」と言われてハッとした。調べると、放置するとかなり広がると知ってゾッとした。その日の夕方、汗だくになりながら根ごと引き抜いた。土から抜けるときのズボッという感触が妙に重かった。
なぜ気づけなかったのか。雑草=すぐ抜く、という思い込みを逆に裏切られたからだ。立派=無害、という完全な勘違いだった。あとで思えば、名前が分からない植物を放置する怖さを甘く見ていた。
振り返ると、写真を撮った時点ですぐ調べるか、人に聞くべきだった。育てる楽しさと管理の責任は別だと、身に染みて思った。
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