パンジー地植えが一晩で丸裸に…ナメクジ対策を後回しにして後悔した冬の失敗談
2026-02-11
「まあ大丈夫だろう」と思っていた自分の甘さを、今でもはっきり覚えている。冬前に地植えしたパンジーが、ある朝見たら葉も花もほぼ消えていた。土の表面は静かなのに、胸の奥だけがざわざわしていた。結果だけ見れば完全な失敗だ。ナメクジ対策を後回しにした、それだけだった。
その年は11月下旬、気温がぐっと下がり始めた頃だった。ブランド苗ではないノーブランドのパンジーを数株、庭の一角に植えた。日当たりは悪くないし、霜除けも特にしていなかった。地植えだから水やりも最低限。夜は冷え込むが、まさかこの時期にナメクジが本格的に動くとは思っていなかった。
朝、庭に出た瞬間の違和感は忘れない。「あれ?」と思って近づいたら、葉がレース状ではなく、根元からごっそり消えていた。触ると土がぬめっとしていて、嫌な予感がした。怒りよりも先に、「かわいそうなことをした」という気持ちが強かった。自分の判断ミスがそのまま株の姿になって突きつけられた感じだった。
その後、慌てて鉢植えに切り替え、生き残っていそうな芽を室内に避難させた。スラゴや燐酸第二鉄の存在は知っていたのに、「今じゃなくてもいい」と先延ばしにしていたのが悔やまれた。数週間後、わずかに新芽が動いた株もあったが、ほとんどは回復しなかった。
今振り返ると、軒下管理や雨除けをしていたのも裏目だったと思う。ナメクジにとっては隠れ家付きの快適空間だった。寒いから動かないだろうという思い込みが一番の原因だった。当時は目に見えない敵を想像できなかった。
もし戻れるなら、「大丈夫だろう」という感覚を疑いたい。被害が出てから対処するのでは遅い。そう思いながらも、あの時の自分の迷いと油断は、今でもはっきり思い出せる。
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