高級フリルパンジー『ドラキュラ』を過保護にして調子を崩しかけた体験談
2026-01-26
11月下旬、園芸店で初めてフリルの強いパンジー『ドラキュラ』を手に入れた。価格も高めで、他のパンジーとは違う特別感があり、持ち帰る途中も風で傷まないように気を遣った。植え付け後は軒下に置き、雨に当てず、寒風も避けるように配置した。水やりも控えめにし、葉に触れる回数も増えていった。
ただ、時間が経つにつれて不安が膨らんだ。葉色が少し淡く見える日があり、花も思ったほど増えない。寒さから守りすぎているのか、それとも管理が足りないのか判断がつかず、毎日鉢の前で立ち止まってしまった。高価だった分、枯らしたらどうしようという気持ちが強く、気付けば他のパンジーより明らかに扱いが違っていた。
今思うと、失敗の原因は「特別扱い」そのものだった。ドラキュラもパンジーであることを頭では理解していたのに、価格や見た目に引きずられて基本から外れてしまった。寒さや雨を過剰に避けたことで、かえって環境が不安定になっていた可能性もある。
後から冷静に考えると、他のパンジーと同じ場所で育て、同じリズムで水を与えて様子を見るべきだったと思う。過保護にすることで安心したかったのは、自分の気持ちの問題だった。
「大事にする」と「触りすぎる」は違う。あの冬に感じた迷いは、今も高価な苗を見るたびに思い出す。
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